WordPress のバージョンアップと自動更新

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WordPress マイナーリリースの自動更新

WordPressは「機能の向上」や「セキュリティの改善」などのために、常にバージョンアップが行われています。WordPressを快適・安全に使うためにも、新しいバージョンが公開されたらアップグレードするようにしましょう。

更新通知メール

WordPress より、突然「サイト更新完了」の通知メールが届き、初めてのメールだったので、最初は、何のメール?と戸惑いましたが自動更新の通知でした。WordPress の自動バックグラウンド更新機能は、WordPress 3.7(2013年10月)から実装された機能だそうです。

セキュリティ修正は、過去にさかのぼって2バージョン前まで(4.1.2なら4.1まで)サポートされるそうで、これ以前のバージョンについては、たとえ脆弱性があったも対応はされませんので、マイナーリリース(バグやセキュリティの修正)は必ず行うようにしましょう。

自動更新メール

自動更新の対象

デフォルトではマイナーリリース(4.1→4.1.1→4.1.2…)および翻訳ファイルのみがこの自動更新の対象になります。

「ダッシュボード」→「更新」で確認すると、自動で4.1から4.1.1にバージョンアップされていました。
また、インストール済みのプラグインで新しいバージョンがあるときも、「WordPressの更新」画面に表示されます。

WordPressの更新画面

自動更新のオン/オフ

セキュリティ面の強化にはマイナーリリースのバージョンアップは欠かせませんが、ユーザーの設定で自動更新のオン/オフも可能です。

WordPressのコードを大幅に変更してる方は、その影響度を考慮してwp-config.phpファイルでオフにするのもありかもしれません。

(参考)WordPress Codex 日本語版「自動バックグラウンド更新の設定

WordPress のメジャーバージョンアップ

バージョンアップ前にやっておくべき項目

WordPressは3~4か月ごとにどんどん新しくなっています。自動バックグラウンド更新が適用されない「メジャーバージョンアップ」(3.8→3.9→4.0→4.1→…)を行う時の手順と、バージョンアップをする前にやっておくべき作業は、次のとおりです。

  • 最新版に対応するPHP・MySQLのバージョンにサーバーが対応しているかの確認
  • データベースとファイルのバックアップを行う
  • すべてのプラグインの使用を停止する
  • WordPressのメジャーバージョンアップを行う
  • 更新が完了したらプラグインを有効化し直し、最新版か確認する

更新に失敗したら

アップデートの途中でネットワークが切れたり、共用レンタルサーバーの場合、メモリやCPUの資源不足や、処理に時間がかかりすぎると、サーバー側で処理を強制的に終了させられることがあります。

この場合、画面が真っ白になったり、エラーが出たり、ログインできなくなったりします。

Briefly unavailable for scheduled maintenance. Check back in a minute.
(現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません)

自動更新に失敗して上記メッセージが表示された場合は、下記を参照してください。

WordPress の自動アップグレードに失敗 WordPress の「自動アップグレード」はとても便利な機能ですが、アップグレードの途中...

バージョンアップ後に、画面が真っ白になってしまった場合

また、バージョンアップ後に、画面が真っ白になってしまった場合の対処法はこちらです。

カスタマイズ中に起こった場合は WordPressをカスタマイズしていると、特に functions.php などのphpファイルの記述を...

それでも解決できないときは

それでも解決できないときは最後の手段です。バックアップを取ったDBやファイルから復元しましょう。WordPressのバックアップ・復元方法はこちらです。

WordPressのデータ WordPressのバックアップを、プラグインを使わずに取得し、それを復元する方法について備忘録としてまとめま...
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