興味のある所からお読み下さい
- 開設までの手順
- 活用ノウハウ
- スコアカード改善
- 使い方と収益向上策
チャネルで広告ユニットをグループ化
チャネルとは、広告ユニットを「チャネル」という単位でグループ化し、そのグループごとにレポートを表示できるようにする機能です。AdSenseには、「カスタムチャネル」と「URLチャネル」の2種類のチャネルが設定可能です。
たとえば、広告ユニットを
- ファーストビュー ⇔ 記事下
- 記事ページ ⇔ サイドバー
- Aサイト ⇔ Bサイト
- A、Bサイトのトップ ⇔ A、Bサイトのフッター
でグループ化といったことが行えます。チャネルのメリットは、広告の表示位置ごと、広告のサイズごと、掲載サイトごとなど、自分の欲しいルールでレポートが作れることです。
当サイトでは、以下のようなグループ分けをしています。
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サイト名+広告サイズ:
サイトAレクタングル(大)、サイトAモバイル ビッグバナー、サイトBビッグバナー、サイトBハーフページ など
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サイト名+設置場所:
サイトA上部、サイトAサイド、サイトB上部、サイトB記事 など
チャネルを設定することで、どのチャネルがどれぐらいのクリック率になっていて、収益はどれぐらいなのか、インプレッション数はどれぐらいか、などのそれぞれのグループの傾向を早く掴め、今後の改善につなげていくことができます。
チャネルの作成
グループごとに広告ユニットの収益性を分析したり、サイトの特定のディレクトリやページをトラッキングしたい場合や、プレースメント広告を設定したりするには、チャネルの作成が必要です。
カスタムチャネル
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AdSenseホーム画面上部の「広告の設定」をクリック
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「コンテンツ」→「カスタムチャネル」→「新しいカスタムチャネル」をクリック
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カスタムチャネルに「名前」を付け、左の広告ユニットからグループ化したい広告ユニットをチャネルに「追加」
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プレースメント広告として広告主に表示するには、「ターゲット設定」チェックボックスをオンにして必要事項を入力、トラッキングのみの場合はオフにします
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「保存」して終了です
URLチャネル
サイトの特定ディレクトリやページをトラッキングする時はURLチャネルを利用します。
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AdSenseホーム画面上部の「広告の設定」をクリック
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「コンテンツ」→「URLチャネル」→「新しいURLチャネル」をクリック
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トラッキングするURLを1行に1つずつ入力します
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「URLチャネルを追加」をクリックします
プレースメント広告
プレースメント広告は、広告主が、広告の効果が高く見込めると思われるサイトにだけ、掲載したいサイトや場所を指定して広告配信する形態で、人気のあるプレースメント広告は広告のオファーが増加するので、クリック単価が高いと言われています。
ウェブサイトがある程度の規模になり、PV数も増えてきたら、広告主に対して「私のサイトのプレースメント広告に広告を掲載しませんか」とアピールしてみるのもいいかもしれません。
プレースメント広告は、アドセンスに設定したチャネルごとに設定を行います。
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「ターゲット設定」でチェックボックスをオンにすると、必要事項の入力画面が開きます
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広告の掲載先、掲載位置を記入・選択します。「広告の掲載先」に「掲載位置」を続けたものが「プレースメント広告名」(=外部向けの名前)になります。
例えば、-
広告の掲載先を「旅行ページ」、掲載位置を「上中央」にすれば、「旅行ページ 上中央」がプレースメント広告名となります。
広告主の検索にヒットしやすい名前付けがポイントになります。 -
この名前を変更すると、このチャネルの現在の単価設定はすべて失われるので、名前を決める時は、後で変更しないで済むよう慎重に行います。
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また、プレースメント広告の広告ユニットを変更した場合は、必ずこの名前を変更しなければなりません。
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説明欄に、広告主へのアピールポイント(どんなサイト、どんなテーマ、読者ターゲット、訪問者層、広告の位置・サイズ、月間PVなど)を100文字程度以内で記入します。説明欄はあとでも自由に変更が可能です。
これで終了です。
広告はユーザーから見ればコンテンツの一部です。サイトを運営する際に大切なことの1つは「ユーザーに価値を提供する」ことです。そんなサイトに成長するよう頑張りましょう。
また、AdSense アカウントと Google アナリティクス アカウントをリンクすることで、2 種類のレポートにアクセスして、AdSense の成果と Google アナリティクスのサイトに関するデータを組み合わせて分析できるようになります。